高知県の森林面積は県土の84%を占め、森林面積率は全国一です。
高知市も平成十七年一月一日に土佐山村、鏡村と合併し、市内の60%を森林が占めるようになりました。県下には、ヒノキと杉の人工林が多く、特にヒノキより成長が早い杉が多く植えられました。これらは樹齢四十~四十五年ぐらいのものが多く、今が大切な間伐期にかかっていますが、山の後継者は非常に少なく、間伐ができない状況にあります。
「このままでは山が死んでしまう」という危機感から高知市の職員が仲間に声を掛け平成十七年に十五人で立ち上げた「こうち森林救援隊」が現在では隊員百五十人を超える勢力となっています。
昨年度は、年間七十六回出動し、延べ人数でなんと千人近い隊員が参加。約十五haを間伐するとともに、約三十トンの間伐材を搬出し、木工教室を開いたり、地域の祭りに参加したりして、山間地域との連携を強めています。
実はわたしも一隊員であり、九月一日に鏡梅ノ木の間伐に参加してきました。チェーンソーを扱う技術を学んだにもかかわらず、ログハウスの材を誤って切り過ぎるなど、迷惑を掛けましたが、楽しいひとときでした。多くの市役所の仲間や大学生、民間企業の方々が心を一つにして素晴らしい取り組みをしていることに敬意を表しますとともに、温かく迎えていただいた地域の皆さま方に、心から感謝いたします。地球環境を守ることにもつながる大切な活動に、心からエールを送ります。
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