このページは,高知市広報紙「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。 |
絆(きずな)(2008年4月号) |
「絆(きずな)」はわたしが大好きな言葉の一つで、いつまでも大切に守っていきたい言葉だと思います。絆という言葉には、人と人との心をつなぐ不思議な結び付きが感じられます。 子どもたちから高齢者の方々まで、人々はいろんな絆で結ばれています。市長という大切な仕事に就かせていただき、さまざまな絆によって活(い)かされている、その思いを心に強く感じます。 家庭の絆、地域と人々との絆、仕事に関連する人と人との信頼関係の絆、友達との絆、同級生や先輩・後輩など学校を通じた絆など、人々にはいろいろな絆があります。ときに 春は卒業や転勤、異動など、いろいろな人たちとの別れのときでもあります。学校を卒業し、新しい世界に巣立っていく若い方々も多く、友との別れに涙することもあるでしょう。でも、どんなときも変わることのないしっかりとしたそれぞれの絆で結ばれていることを信じてください。また、春は別れの季節であると同時に、入学や就職など多くの人々が出会う季節でもあります。新しく出会う人たちとそれぞれの新しい絆が生まれ、その出会いから一人一人の喜びにつながることが少しでも増えていく機会が多くなることを心から願います。 一人一人の絆が大切にされますように…。 |
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