このページは,高知市広報紙「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。 |
野うさぎミーモ(2008年8月号) |
なんと、かわいい名前でしょうか。 これはスミレ科の花ビオラの仲間で、春野町で活躍している見元園芸のヒット商品の名前です。 見元園芸の代表、見元一夫さんが作り出す新作のビオラは、見元コレクションと呼ばれ、インターネットや園芸雑誌などのマスコミを通じて、今、全国的にも注目されている、素晴らしい花々です。 特に、花びらがうさぎの形をしているものは、ラビットタイプと呼ばれ、見元さんが種子の交配を重ね、苦労して作りあげた注目のビオラです。花の種類に応じて「野うさぎミーモ」や「ラビットダンス」、「トミーの大冒険」など、愛らしいネーミングで人気があります。 また、うさぎ系のほか、動物の顔のような「くまりん」や「ピンクコアラ」、「野ねずみジミー」や「歌姫」など、ご自身の子どもさんと一緒に考えたネーミングもとても素敵です。 春野町は園芸が盛んで、ピーマン、トマト、ナス、キュウリなどが有名ですが、見元さんは、これまでにない愛らしい新種の花を多くの方に楽しんでいただきたいという強い思いで、品種改良を重ね、完成度を高めてきており、その熱意には敬服します。 園芸農業の世界では、まだ若手の見元さんですが、春野町で生産される素晴らしい花のコレクションは、ファッションやギフト商品など、さまざまなジャンルと組み合わせることができる大きな可能性を秘めています。今後のご活躍をお祈りします。 |
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