このページは,高知市広報紙「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。 |
ご近所の底力(2008年9月号) |
よさこいの熱い夏も終わり、暦の上では初秋を迎えていますが、もう一つの高知の夏の風物詩ともいえる夏季大学も大盛況でした。 ことしの夏季大学の講師陣の人気は高く、早々とチケットは売り切れとなりましたが、それでも連日にわたり、チケット購入の問い合わせが続きました。 ことしのオープニングは、元NHKアナウンサーの堀尾正明さんによる、ご存じ『ご近所の底力』をテーマにした講演でした。会場のかるぽーとは3階まで満席の状態で、熱気あふれる講演となりました。 堀尾さんは、一人一人の住民の皆さま方のパワーを一つの方向に結集するとかなりのことが解決できることを、分かりやすく語ってくれました。 阪神・淡路大震災のときに、倒壊した家屋の中から多くの人々を救い出したのも、ご近所の圧倒的な力でした。 振り返ってみますと、平成10年の9月24日から25日にかけての98高知豪雨からすでに10年が経過しました。最近の集中豪雨は降る場所も特定しにくく、しかも舗装面が多いため、出水時間も早く、思わぬところで大災害が発生する危険性も高くなっています。 ことし8月中旬までに発生した台風は、すでに10個で、本年は台風ラッシュともいわれています。災害に襲われないことが一番ですが、もし災害が発生したときには、ご近所の底力、ぜひともお願い申し上げます。 |
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