昭和26年から始まった高知市の夏の風物詩・納涼花火大会が、ことしも盛大に開催され、夏の夜空を美しく彩りました。
花火大会の開催で主催者が頭を悩ませるのはお天気です。高知市の花火大会開催日には、いつも昼間に「清めの雨?」が降るのが恒例になっており、開催の判断が難しく大変です。
こればかりは神頼みもできないので、最後は気合いで「少々の雨でもやるぞ!」と決めたら、不思議と雨は降らないものです。
第60回目のメモリアルとなったことしの花火大会も、午後から雨模様で、関係者をやきもきさせましたが、開催の時間帯には絶好の花火日和となり、盛会のうちに終えることができました。
新聞でも紹介されましたが、花火に関する素晴らしい詩が高知県子ども詩集『やまもも』に載っています。
平成14年当時の愛宕中3年生・橋詰有沙さんの詩を、『やまもも』第26集から少しだけ紹介します。
「(略)うれしい人、悲しい人、苦しい人 みんなが口をぽっかりあけて 見いってしまう 見ている人みんなが一つになる 今年もまた たくさんの人に感動をあたえ 夏をあとにするだろう」
有沙さんの大人顔負けの表現力にはかないません。
第60回花火大会を支えていただいたスポンサーの皆さまをはじめ、関係者の方々、ご来場いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。