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内和外順高知市広報紙「あかるいまち」より


遅咲きのヒマワリ(2012年11月号)

四万十川を舞台に展開するドラマの出演者たちを応援する岡崎市長 清流四万十川を舞台にした連続テレビドラマ『遅咲きのヒマワリ』の放送が10月から始まりました。毎週火曜日、全国ネットのゴールデンタイムに四万十川を中心とした美しい風景が流れ、毎週の放送が楽しみです。

 主演は、若手人気俳優の生田斗真(いくた とうま)さん、ヒロインには『龍馬伝』でお龍役を熱演した真木よう子さん、また、木村文乃さんや桐谷健太(きりたに けんた)さんら人気俳優も多く出演しています。

 ドラマでは、20代や30代の若者の生きざまや挫折を描いています。この世代は「ロスト・ジェネレーション」とも呼ばれており、心優しい人々でありますが、日常生活の中で悩みも多く、「さまよえる世代」とも言われます。

 厳しい雇用状況の中で派遣切りにあった主人公や友人となる「地域おこし協力隊」が登場するなど、現在社会の中でさまざまな課題に直面している若者の葛藤が、きめ細やかに映し出されています。

 若者たちは、さまざまなことを考え、悩みながら、家族や親友に相談し、互いに励まし合い、一人一人懸命に壁を乗り越えようとしています。今回のドラマは、そうした若者の心優しい繊細な心の揺れも描いてくれるものと思っています。

 90年代には、長野・松本北高校を舞台とした『白線流し』などの名作ドラマが多く生まれています。清流四万十川を舞台にした『遅咲きのヒマワリ』も21世紀の名作ドラマになっていくことを大いに期待しています。

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