市内の各小学校区ごとに、青少年育成協議会という団体があります。通称・青少協と呼ばれるこの団体は、地域の小学生や中学生の校外での活動等を支援するための団体で、それぞれの小学校区に存在し、活発に活動しています。
最近は、青少協等の各団体が互いに協力して行う夏祭りの開催が、地域におけるコミュニティのつなぎ役にもなってきています。夏祭りの開催は、その準備が大変ですが、開催までの間に数回にわたる各団体との打ち合わせなどがあり、そういう準備作業を通じて、それぞれ異なる団体が相互に連携し合い、人間関係もつながっていきます。
さまざまな行事や野外活動を通じて徐々に子どもたちも成長し、人前でも恥ずかしがらずに意見が言えるようになり、発表もできるようになります。そして子どもたちの中から自主的にリーダーが生まれていきます。青少協の素晴らしいところは、子ども同士もどんどん横につながり、連携していきますが、その親同士もつながっていけるところです。
子どもたちは卒業し、入れ替わっていきますが、大人の友人関係は続きます。
最近「地域力」とか「ご近所の底力」という言葉もよく使われるようになりました。
いずれも「地域の中で共に生きる力」だと言われます。地域の宝である子どもたちの健やかな成長への支援と、地域の連携のためにご協力をお願いします。 |