ハワイ在住の天才画家・浅井力也（りきや）さんが7年ぶりに高知に帰ってきました。前回、高知で初の個展を開催したのが、２００６年6月でしたので、7年ぶりの懐かしい再会です。

　画家・浅井力也は１９８４年生まれの現在29歳、出生時に脳性まひを発症しますが、母・三和子さんに献身的に支えられます。4歳のときから絵画を描き始め、多くの人々の不思議なご縁もあり、天賦の才能を発揮します。

　力也さんの作品の魅力は、鮮やかな色彩とともに、力強さと、無限の宇宙を感じるところにあります。

　太陽をヒマワリのごとく表現した「エネルギーの源」や、代表作である「僕のスターウォーズ」など、そのパワーを実感することができます。

　さらに、浅井力也を全米に知らしめたのが、「力也ブルー」と呼ばれるコバルトブルーの世界、ハワイを象徴する深いコバルトブルーに感動します。

　ところで、力也さんと高知との縁を取り持ったのが、ハワイにある全米最大の日系教会「マキキ教会」です。土佐出身の奥村多喜衛は同志社大学を経て、ハワイに渡り、マキキ聖城教会で活躍します。

　力也さんは、マキキ聖城教会の熱心な信者であり、ここに高知との不思議な縁がつながっています。

　7年ぶりの彼の作品は、よりパワーアップしており、ことし9月にニューヨークでも個展を開催する彼の活躍にエールを送ります。