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このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。 | ||||
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原子力発電の問題もあり、資源循環型の新エネルギーへの転換が進み始めています。 一つは、家庭ごみ等の焼却による「ごみ発電」です。 高知市清掃工場では、ごみ焼却によって生じる熱を利用して、大型タービン施設を回し、発電しています。この「ごみ発電」の売電収入が、平成22年度には約2億5000万円の収入となり、平成23年度には初の3億円を超え、平成24年度にはなんと、4億6000万円の売電収入を稼ぎ出しており、市民の皆様に感謝します。 次は、東南アジアのヤシ殻を使ったバイオマス発電です。潮江にある従来の石炭火力発電所を、海外のヤシ殻を活用する発電施設に改造した先進的な取り組みです。イーレックス株式会社が取り組んだヤシ殻・バイオマス発電所は、約2万キロワットという大規模なもので、最近、稼働が始まっています。 3点目は、全国から注目されている、未利用の木材を直接燃やして発電する、新しい木質バイオマス発電です。 土佐グリーンパワー株式会社がめざすこの発電所は、未利用木材を直接破砕、乾燥させて、特殊な専用ボイラで燃焼する、日本初とも言える画期的な発電所です。 日本の森林は高温多湿のため、木材は水分量が多く、燃焼には不向きでした。この課題を解決し、5000キロワットの発電が開始されれば、日本のスタンダードモデルになる可能性があります。山林の循環にもつながる新たな取り組みとして、今後の展開を注目しています。 |
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