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このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。
内和外順高知市広報「あかるいまち」より
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まち・ひと・しごと地方創生
高知市広報「あかるいまち」2015年3月号より
土佐の資源と人材にエールを送る岡崎市長
 今、国や地方の重要なテーマとして、「地方創生」がクローズアップされています。

 これまで、国や地方ではさまざまな地域活性化の事業を展開し、一定の成果をあげてきました。一方で、この20年間地方から大都市への人口転出は歯止めがかからず、県内においてもかなりのスピードで人口は減少してきています。

 高知市から県外への転出人口をみても、2007年ごろから20代前半の転出が多く、2013年のデータでは、若い女性の転出割合が増え、男性の2倍近い方々が転出しています。県外の大学へ進学することも多いですが、進学以外の要因も考えられるので分析中です。

 高知を含むそれぞれの地域が、その特性を活かして発展しなければ、人口減少の歯止めは難しいと思います。

 人口減少を食い止めるためには、それぞれの地域で産業がしっかりと根付いていくことが大切です。

 幸いなことに、高知県には特産品を中心とする農業がしっかり根付いており、中山間の山々には伐採時期を迎えた木材が豊富にあります。

 戦後、長い間、土佐の林業は動く機会がありませんでした。今、県の積極的な働きかけもあり、CLT工法という新しい建築手法の構築に向けて、具体的な動きが始まっていま す。

 土佐のすばらしい資源と人材を活かし、地域とともに「地方創生」を進めたいですね。
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