少年や男達を熱くする「SASUKE」というテレビ番組があります。歴代わずか3人しかいないサスケ完全制覇を夢に見た少年が高知にいます。
高知の6歳の子どもがテレビで初めてサスケに出会い、「どうしてもこの大会に出るんだ」という執念を燃やし、初めて大会に出たのが、中学3年15歳の時。この最年少出場記録は今でも破られていません。
1997年から第一回大会が始まり、今年の31回大会で、見事に最年少で優勝した史上4人目のファイナリストは、なんと高知大学大学院生の森本裕介君、23歳です。「SASUKE完全制覇おめでとう!!」
全国から体力自慢が挑戦するこの大会は、100人の選手が集まってくるものの、第一ステージ、第二ステージまでで数多くのチャレンジャーがふり落とされ、最終の第三ステージまで到達する選手は、ごくわずかの選ばれた者しかたどりつけません。
8年前に、初出場を果たした裕介君は、以来、ファイナリストをめざし、血のにじむ努力を重ね、ファイナリストを夢見て8回チャレンジしてきました。
裕介君の一番の応援団は家族であり、その中でも89歳になられるおじいちゃんから、「俺が死ぬまでに完全制覇してくれ!」というかなり強引なご命令を受けて、大会4年ぶりに見事完全制覇した裕介君、「君は本当にりっぱです!」。 |