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このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。 | ||||
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昭和33年春に完成し、57年間にわたり、高知市の市政運営の拠点であった市役所本庁舎が閉庁することとなりました。 戦時中に甚大な被害を受けた本市の戦災復興事業の完成を祝い、併せて、市政施行70周年記念として新庁舎が落成しました。この庁舎建設の財源に充てるため、土佐町地蔵寺にあった市有林の材木を売却し、庁舎建設費の約半分に当たる9500万円を調達しており、当時の林業景気を反映しています。 同年春に完成した本庁舎を主会場として、南国高知大博覧会が、4月5日から39日間にわたり開催されています。 この南国高知大博覧会は、主会場や県民ホール、大原町の「こどものくに」を一巡するだけでも5時間かかったそうですが、延べ入場者は60万人に達し、本市の財政にも寄与しています。 同年7月には本庁舎への各部局の引っ越しが完了し、まさに高知市の行政拠点として、市政に残る重要な判断がこの庁舎で決定されてきましたので、9月末の閉庁式では、万感胸に迫るものがありました。 約半世紀にわたり市民の皆様方に愛されてきました本庁舎が、いよいよ取り壊しになり、行政や災害対応の重要拠点となる新庁舎については、平成30年度中の完成をめざすこととなります。 市民の皆様に愛される、機能的で耐震性に優れた総合新庁舎の整備をめざしてまいります。 |
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