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このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。
内和外順高知市広報「あかるいまち」より
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熊本地震
高知市広報「あかるいまち」2016年7月号より
熊本地震を教訓に、清掃工場の耐震等、防災について考える岡崎市長
 これまであまり想定されていなかった熊本での大規模地震が発生してから、はや2カ月が経過しました。
 今般の熊本地震はまさに異例ずくめであり、現地ではまだ苦労が多いことと思います。
 本震と思われていた最初の地震が4月14日の21時26分に発生し、マグニチュード6.5、震度7の激しい揺れに襲われました。
 その後、最初の地震から28時間後に、まさかの本震が発生し、マグニチュード7.3、震度7の激しい揺れに再び襲われ、多くの尊い人命が失われました。心からご冥福をお祈りいたします。
 新耐震基準で建築された建物であっても、施工の状況によっては、二度にわたる震度7の激しい揺れには耐えられず、倒壊した家屋もあります。
 近づきつつある南海トラフ地震では、数多くの余震が続きます。1回目の震度7に耐えた木造住宅であっても、その後、断続的に発生する震度5から6の地震に耐えられるとは限らず、倒壊の危険性もあります。
 また、熊本市内の清掃工場では、場内の排煙ダクト(配管)などが損傷を受け、機能が停止してしまいました。熊本市には2カ所の清掃工場があるので、残る1カ所で急場をしのぐことができましたが、高知市には清掃工場が1カ所しかありませんので、今後、設備の落下防止の対策に取り掛かります。
 熊本地震の大切な教訓を、次期南海トラフ地震の対策にしっかりと活かしてまいります。
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