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このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。 | ||||
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人口が増加している北部地域の防災拠点として整備を急いでいた北消防署を10月1日に開署しました。 北消防署はイオンモール高知の東隣にあり、新しい高知赤十字病院が、平成31年春に北隣に完成しますと、北部地域の災害対策を担う一大拠点となります。 北消防署には、地震発生時に建物階層の一部がつぶれてしまう「パンケーキクラッシュ」と呼ばれる被害を再現する、訓練塔を設置しています。 1985年にメキシコで発生した地震によって建物が縦にグシャッとつぶれた様子から「パンケーキクラッシュ」と呼ばれるようになりました。阪神・淡路大震災発生の時にも、兵庫県内のいくつかの建物がクラッシュ状態となり、狭あいな災害現場が多く発生し、救出に時間を要したといわれています。 北消防署では、パンケーキクラッシュの被害状況を、稼動式の鋼板によって、数多く再現できる施設を全国で初めて整備し、実践的な訓練ができるようになりました。 さらに、倒壊した民家から救出訓練を行う施設や、救急車のカットモデル(救急車両の天井などボディの一部を取り外した車)を設置し、ドクターがモニターを見ながら、別室で検証できる四国初の救急訓練施設も整備しています。 併せて、この消防署には、高知県と共同で3万リットルの燃料の備蓄施設も設けています。 北部地域の防災拠点の機能を充実させ、県市連携のもとで、市民の皆さまの安全を守ってまいります。 |
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