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このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。 | ||||
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平成29年に、高知県を訪れた県外観光客は、「志国高知 幕末維新博」の人気が高いこともあって、入り込み数は過去最高の440万人に達し、これまで最高であった平成22年の大河ドラマ「龍馬伝」の年の435万人を上回りました。 また、国の調査による本県の外国人旅行者の延べ宿泊数も約8万人泊となっており、過去最高となっています。 加えて、大型クルーズ客船の高知新港への寄港も急増しており、四国内で最も多い40隻が来港し、約10万人の方々に上陸していただいております。 今春4月21日には、幕末維新博の第二幕が開幕、満を持して、桂浜の県立坂本龍馬記念館新館がオープンすることになりました。 この新館は、博物館仕様になっており、全国からの貴重な巡回展覧会にも利用できることから、新たな観光スポットとして期待されます。 今、観光ツアーでは「異なる価値観を持つ観光資源」が注目されています。 有名な観光地を団体で訪れる従来型のマス・ツーリズムとは違う、個人的な体験ツアーや、趣味・嗜好(しこう)を反映した個人ツアー・少人数のツーリズムの流れが起きています。 観光業界では、これを「オルタナティブ・ツーリズム」と呼んでおり、これからの旅行商品の主流になると言われています。 このツアーには、地域の歴史や文化、風土、特色ある食などが商品に色濃く反映されるため、高知の魅力をさらに売り込むチャンスです。 この新しい観光の流れを「幕末維新博・第二幕」の成功で、ぐっと引き寄せたいですね。 |
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