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このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「Mayor's Column 内和外順」のコーナーを再掲したものです。 | ||||
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ワールドカップ決勝トーナメントの「侍ジャパン」と、「赤い悪魔」と呼ばれているベルギーとの死闘は本当にすごかったですね。 日本がワールドカップに初めて出場した1998年の代表監督、岡田武史氏は今大会での試合解説の中で、「当時は日本の関係者は誰もワールドカップの本質を理解していなかった」と言っています。 ロシア大会決勝トーナメントで、侍ジャパンと戦ったベルギーチームの勝利にかける火の玉のような執念を見て、ワールドカップの真髄が理解できたように思います。まさに、国の威信と、選手たちのプライドをかけた激闘がここにあります。 代表チーム・侍ジャパンはわずか3カ月前に、前代表監督が突然解任されるという想定外の事態のもとで、西野朗(あきら)氏が急遽監督に就任し、不安視される中、「チームジャパンを激変させる」ことを胸に秘めて、予想を覆す奮闘を見せてくれました。 「おっさんジャパン」などという失礼な風評がある中で、一人一人の選手が己を信じて全力で戦い、持てる力を全て出し切りました。 最後は「赤い悪魔」の鋭いカウンターで、侍ジャパンのディフェンスラインが切り裂かれ、まさかの大逆転を許してしまいましたが、侍ジャパンの激闘は世界中に大きな感動を与えてくれました。 2020年に開催される東京オリンピックのサッカー競技には、男女共に、日本代表チームが開催国として出場することになります。 侍ジャパン、なでしこジャパンともにオリンピックでの活躍を強く期待しています。 |
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