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23香かみし美市高知市から18.3km車:約35分鉄道:約30分3つのまちが合併して生まれた香美市。それぞれの地域に特色があり、移住後に希望するライフスタイルによって、いろいろな暮らしを思い描くことができる。便利で暮らしやすい「町暮らし」の土佐山田町、のどかな田舎の景色が広がる「里暮らし」の香北町、そして大自然の豊かさを満喫できる「山暮らし」の物部町。いずれも、一級河川の物部川や美しい山々がすぐそばにある環境での暮らしはとても魅力的だ。子育て支援にも力を入れており、子育てを助けてほしい人と預かってくれる人とをつなぐ「ファミサポ」や中[問合先]香美市定住推進課高知県香美市土佐山田町室町1-2-1matidukuri@city.kami.lg.jp0887-53-1061大自然の中、安心して子どもを育てられるまち(上)実は柚子玉出荷量日本一の香美市では、田舎寿司や酢の物などいろいろな料理に柚の酢を使う。さわやかな香りに食欲が増すこと請け合いだ。(下)ダイナミックな遊具が人気の「秦山公園」。広々とした園内には小さな子ども向けの遊具もあり、安心して遊ぶことができる。学生までの医療費無料などいろいろな支援がある。また、保育園から大学までがそろう教育のまちでもある。市内には特急が止まるJR線の土佐山田駅があり、高知市からのアクセスも◎。さらに空港や高速道路のインターも近いため、帰省や旅行に便利。暮らしと遊びが両立しやすい土地柄だ。南なんこくし国市高知市から12.1km車:約25分鉄道:約15分南国市は高知県の中央部に位置し、高知市に隣接する地の利を活かして古くからベッドタウンとして発展してきた。北部を山、東西を川、南部を海に囲まれた自然豊かなまちである一方、大型商業施設や、総合病院、みんなで楽しめる公園など、移住するなら「あると嬉しい」施設が充実している。また、土佐打刃物や農機具、工作機械といったものづくり企業、工業高等専門学校や工業高校、農業高校をはじめとした教育機関が多く立地する「ものづくりのまち」でもある。[問合先]南国市企画課コミュニティ推進係高知県南国市大そね甲2301n-community@city.nankoku.lg.jp088-880-6553ワークライフバランスが実現できるまち(上)2500mの滑走路を有する高知龍馬空港は、高知の空の玄関口。(下)海洋堂スペースファクトリーなんこく」。1Fに㈱海洋堂の工場、2F・3Fはものづくり体験が楽しめるユニークな外観の施設。令和3年3月21日にオープン。さらに、交通の利便性も高く、高速道路のICや県内唯一の高知龍馬空港をはじめ、市内を走る南国市コミュニティバス、JR土讃線やごめん・なはり線に加えて路面電車の「とさでん」も通っているため、「車」を運転しなくても快適に暮らせるだろう。平日は高知市で働き、休日はアウトドアや趣味で息抜きといったライフスタイルが実現できるまちである。香こうなんし南市高知市から16.8km車:約35分鉄道:約30分高知県のほぼ中心に位置する香南市。生産量日本一のニラに加え、みかんの生産量が高知県ナンバーワンと農業が盛んな地域だ。子育て支援にも積極的で、まちぐるみで子育てに取り組む「ファミリーサポートセンター」の設置や「子育て世代包括支援センター」では母子保健コーディネーターを中心に妊娠期から子育て期にわたってトータルでサポートが受けられる。また、総合子育て支援センター「にこなん」は、子育てについて悩み相談を受け付けるなど交流の場となっている。市内にある「高知県立のいち動物公園」は、旅行口[問合先]香南市地域支援課高知県香南市野市町西野2706chiiki@city.kochi-konan.lg.jp0887-57-8503「高知のへそ」は元気なちょいなか(上)高知県立のいち動物公園」では全国でも珍しい、ハシビロコウに会える。(下)2019年夏にオープンした、香南市総合子育て支援センター「にこなん」を利用する親子。コミサイト「トリップアドバイザー」の「動物園ランキング2019・2020」でなんと、日本一に輝いた。楽しく学べる科学館や、動物とふれあえる子ども動物園など、家族でぜひ訪れたい施設となっている。なお、こちらの施設は、18歳未満の子どもの入園料が無料。広域交通網が整備され、高知龍馬空港からも近い。便利だけどちょっと田舎な香南市。地域が元気で体験施設やイベントも多く、家族みんなで、四季折々楽しみながら暮らせるまちだ。