移住レポート

report

ハードルは人それぞれ、まずは一歩を踏み出してみた

Iターン
安芸市
農業

濱口 佳弘さん

5年間の高知での就職活動を経て2010年に移住。現在は農業を中心に生活。

31歳からの夢をかなえるために

31歳の頃はじめて高知を訪れて以来「高知県に住みたい」という夢を持ちました。
5年間職探しをしても見つからず、家族や周囲からも「観光で行くから高知県がいいのであって、住むには生活できん」と言われていました。
そんな時、知人の紹介でたまたま住まいが見つかったことをきっかけに仕事を辞めて単身安芸市に来ました。

ハウスが竜巻で全損という
苦難を乗り越えて

仕事が決まらないままの移住でしたが、ハローワークからの紹介もあり安芸の農業振興センターで1年の臨時職員をし、巡り合わせで農業の道に。
しかし農業をはじめて1年経った頃、ハウスが竜巻で全損するという大きなトラブルに見舞われました。「これはもう大阪に帰れということか」とも思いましたが、近所の人がまた国道添いのハウスを見つけてくれて2年目をやることになりました。
2年目半ば、現在のハウスの所有者から入院を期に辞めるつもりだということを告げられ、引き継ぐことを決意。そこでまた一つ夢を叶えることができました。

アドバイス

これから移住を考えている方に、伝えたいことはありますか?
ハードルってその人本人だと思うんです。僕もそうだったのですが、一歩踏み出す勇気がなく時間がかかりました。
しかし最終的には「行けば何とかなるやろ」と考え、仕事も保証も何も考えずに移住しました。
心配していた仕事や住まいも、周りの繋がりに助けられ何とかなりました。
だからこそ、今は人との繋がりを大切にしたいなと思っています。高知県の人ってほんまに優しいと思います。
おせっかいやけど、やさしい。面倒見がいいってことと同じですね。

お問い合わせはこちら

< 地域活性推進課 移住・定住促進室 >

地域活性推進課
移住・定住促進室

TEL 088-823-8813
FAX 088-823-9382