移住レポート
report
時間の過ぎ方がゆるやかで、心に余裕ができる日々
Uターン
南国市
公務員
吉冨 怜子さん
高知県南国市出身。公務員試験合格を機に、2014年に東京都から南国市にUターン。
きっかけは、公務員試験合格と
東日本大震災
私が移住したきっかけは、公務員試験に合格したことと、東日本大震災の体験からでした。「両親や祖父母に何かあった時、すぐにかけつけたい」「子どもに何かあった時、両親を頼れる場所で暮らしたい」と思ったためです。
都会と南国市の暮らしで大きく変わったのは、通勤時間ですね。通勤ラッシュの負担が減りましたし、日々の時間の過ぎ方がゆるやかなので、心の余裕ができたと思います。
南国市は空気がおいしく、街並みも綺麗です。自然が多い環境で子育てができますし、子どもに何かあった時に両親を頼れることも大きな違いですね。また、時期や場所にもよるとは思いますが、私の場合、保活をせずにすんだのもとても助かりました。
南国市のまちの風景
車社会＝脱ペーパードライバー
が必須？
ただ、良い面ばかりではありません。
以前に比べ、給与は減りましたし、物価も高いと思います。
都会と比べて安いのは、家賃だけかもしれません。
また、車社会ですので、ペーパードライバーからの脱却と、車の維持費など、これまでに無い費用も増えました。
あと、分煙している飲食店が都会に比べ、まだまだ少ないと思います。
アドバイス
- これから移住を考えている方に、伝えたいことはありますか？
- 都会の良さ、田舎の良さはそれぞれあると思います。
私も都会の良さ（給与や仕事内容、娯楽の多さなど）にあこがれて都会に住んでいましたが、今後、家族をもつと考えた時に、都会では難しいなと思い「Uターン」を決意しました。
移住を考える際には、今後の自分の人生プランを是非考えてもらいたいです。
できるだけ情報を集めて、具体的に想像する。その時に「あ、いいな」とニヤリとできれば、移住されてみては良いのではないでしょうか？
