特集
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夢をもって移住した人は
幸せになるべきなのに、移住者の
6組に1組が移住地を離脱。
幸せな田舎暮らしを手に入れるための新しい移住のカタチ
高知が提案する二段階移住とは？
移住ブームの中、約16%が移住に失敗!?
田舎暮らしの理想と現実への戸惑い
地方創生ブームの中、『海や川や山など自然あふれる環境で子育てをしたい』『忙しい都会ではなく、ゆとりある田舎暮らしをしてみたい』といった移住者が増加しています。 一方で、期待と憧れを持って移住をしたものの、『思った以上に物価が高かった』『交通の便が悪かった』『近所付き合いが大変だった』『虫が多い』『収入が激減してしまった』など、移住前の想像を超えた現実と理想とのギャップに戸惑う移住者もいます。 そして、不幸なことに約16%、約6組に1組が移住地を去る、“移住離脱者”となっている現実もあります。最近では都会から田舎へ移住、そして田舎暮らしになじめず、また都会に戻ってしまう“Ｏターン”が問題にもなっています。
※移住経験者対象N=790(全国4,800名うち移住経験者790名)、
平成30年10月 調査実施：株式会社読売連合広告社調べ)
移住経験者から学ぶ!?
移住の先輩から“後輩”へ伝えたいコトとは？
高知県では、年間約800組近くの移住者の皆様をお迎えしています。移住をされる皆様は人生における大きな決断をされています。だからこそ、絶対に失敗はして欲しくない。そこで、高知県内の先輩移住者の経験をもとに、移住前にすべきことや移住後でもできることなどのアドバイスを集めてみました。
小野 義矩さん
（神奈川県 → 高知県 吾川郡 いの町）
実際に移住して暮らしてみないとわからないことは沢山あります。インターネットを活用して調べても、移住前に全ての不安・心配事がなくなることは恐らく無いです。多かれ少なかれ、あらゆる面で大都市圏とのギャップは感じるでしょう。移住を検討する方は、何か今の生活環境を変えたいと思われる方が多いと思います。生活環境を変えるには、まずは住んでいる場所を変えることが一番の近道だと思います。
中川 達朗さん
（京都府 → 高知県 土佐清水市）
住居や仕事のことで困ったことがあったら、まずは役場を訪問し、相談してみることをおすすめします。空き家バンクや地域の情報など、いろいろ教えてくれます。移住前には一度、お試し移住施設を使って街並みをじっくりと見てみると良いと思います。
北川 良介さん、美帆さん
(神奈川県 → 高知県 高岡郡 中土佐町）
移住してよかったことは、自然を満喫でき人間らしく暮らせることです。都会では味わえない夜の暗さや、季節によって風の匂いがちがうことにも気づきました。 移住をしようと思っている所があるのならば、まずは実際に行ってみることが大事です。
多田 満さん
(大阪府 → 高知県 室戸市）
私自身は何度も足を運んでいたため、移住する前とした後のイメージギャップは少ないのですが、⼀度も移住候補地を訪れないまま移住をするとギャップが多くあると思います。 私は、サーフィンつながりで知り合いがたくさんいたので、家も仕事も紹介してもらえましたが、知り合いが少ないとなかなか難しいと思うので、紹介してもらえるような知り合いをつくっておくといいと思います。 （現在は、サラリーマン漁師として椎名⼤敷組合に勤務。求人情報については、室戸市移住促進室 TEL：0887-22-5167まで）
移住のカタチは十人十色。
自分にぴったりな移住地を
見つけるために
インターネットなどで簡単に情報が調べられる時代になったとはいえ、多くの移住経験者が語るように、現地に暮らして初めてわかることは、たくさんあります。移住のカタチは十人十色。自分にぴったりな移住地を見つけていただくために、高知では「二段階移住」という、新しい移住のカタチをご提案しています。
二段階移住は、いきなり田舎暮らしをはじめるのではなく、まずは比較的都市部の高知市に移住・滞在（
1ステップ）。そこを拠点に県内をめぐり、自分に合った場所を見つけたのち、安心して最終的な移住（2ステップ）を決めていただく、というしくみです。
補助金について
高知市では、高知県内への二段階移住を考えている方に、一段階目の移住・滞在となる高知市でのお試し移住費用等を補助しています。 高知市内でお試し移住（建物賃貸借契約の締結）をする前に高知市に申請が必要となりますので、まずはご相談ください。
「高知市二段階移住 支援事業費補助金」
の詳細はこちら
愛のある移住のかたち。
「こうち二段階移住」
人を好きになるときのように、お互いのいろいろな面を少しずつ知って、より深く理解し合いながら、じっくりと想いを育んでいく。
そんな移住を、あなたに選んでもらえたらうれしいです。
