コーナー展示「春野を造った大工道具たち」の開催について
令和7年3月1日(土)から6月29日(日)までの期間、コーナー展示「春野を造った大工道具たち」を開催いたします。
森林に富む土地柄や、江戸時代の野中兼山による産業振興策などを背景に、全国有数の木材供給地となったここ土佐は、やがて伐採や加工に用いる斧や鉞(まさかり)、鋸(のこぎり)などの生産地としても頭角を現し、藤山仁左衛門春道をはじめとする多くの名工を輩出します。
今回の展示では初公開となる春道作の「明治14年」銘鋸など、県内各地で生産されたものを中心に、春野の街造りを支えてきた杣(そま)・大工道具について紹介します。
(左)展示風景
(右)舟手挽割鋸(ふなてひきわりのこ)
表面銘「藤山仁左衛門根本春道作」 裏面銘「明治拾四辰年」