よさこい移住プロジェクトとは
全国のよさこい人の「高知市に住みたい」をまちを挙げて応援しています。
本家高知のよさこいは、不思議な引力を持ったお祭りです。今、この祭りに惹かれ、高知のまちや人に惹かれ、「高知市に住みたい」「高知でよさこいを踊りたい」と、新しく高知市でよさこい人生を始める人たちが増えてきました。その名も「よさこい移住」です。
よさこい祭りは、昭和29年、まちと人を元気づけようと商工会や商店街の人たちの呼びかけで始まりました。日本のお祭りの多くは、その中心に神様がいますが、よさこい祭りは、私たち人間がまんなか。その珍しいお祭りのスタイルと鳴子の音、型にはまらずに毎年進化し続けていく自由さが全国の人々を魅了し、今や北海道から沖縄まで200カ所以上に広がっています。
この「よさこい移住」がいつごろから始まったのかはわかりませんが、よさこいチーム関係者によると、その動きが出てきたのはここ10年ほどの間のことで、移住が加速してきたのはこの5~6年前からではないかと言っています。1999年から始まった「よさこい全国大会」の影響も大きいようです。
また、仕事を辞めて移住してくるという選択ではなく、都会で働きながら、お祭り前の短期間だけ高知に「よさこい留学」してくる人たちも年々、増えて来ています。なかには毎年3カ月間やってくるという人も。祭りを中心に1年がめぐるよさこい人たちです。
そのよさこい人にとって、本家高知は憧れの聖地。高知で踊ってみると、なぜ、このまちでよさこいが生まれ、育って来たのかがわかるのだそうです。また同時に高知の人々の温かさ、自由さ、くったくのなさ、そして都会では感じられない人とのつながり、絆が心を動かすのだと言います。