南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）発表に伴う市長コメント

　本日19時15分に気象庁から南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）が発表されました。
　南海トラフ地震臨時情報とは，南海トラフ地震の想定震源域やその周辺でマグニチュード6.8以上の地震が発生し，南海トラフ地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に気象庁から発表される情報です。

　南海トラフ地震臨時情報は（巨大地震注意）と（巨大地震警戒※）の2種類があります。
　今回発表されたのは（巨大地震注意）ですので，直ちに避難する必要はありませんが，今後1週間程度は，地震の発生に注意しながら生活してください。
　避難場所や非常持ち出し品の確認，家具の固定など，日ごろからの地震への備えを再度確認していただくようにお願いいたします。

　地震が発生した場合の津波到達時間が短く，地震発生後の避難では間に合わないおそれがある方や，耐震性の不足する住宅に居住している場合，斜面崩壊のおそれがある範囲に居住している場合は，親類や知人宅への自主避難をご検討ください。
　なお，自主避難できる親類や知人宅がない方を対象としまして，現時点では鴨田ふれあいセンターを避難所として開設しています。

　既に様々な地震対策を行っていただいていることと思いますが，地震への備えを確認し，冷静に通常の生活を送ってください。

※ 今回の日向灘を震源とする地震がマグニチュード7.1でしたので，基準に従い南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）が発表されました。マグニチュード8以上の地震が発生していれば（巨大地震警戒）が発表され，対象地域に避難指示が発令されます。

令和6年8月8日
高知市長 桑 名 龍 吾

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