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レッドオルカ(土佐の手づくり工芸品 土佐打刃物)

18-1斬新なブランド名で海外にも通じる

 明治時代から続く鍛冶屋で秋友祥造さんが四代目となり、平成15年に28歳で「レッドオルカ」を立ち上げた。秋友さんは当初から海外市場に目を向けており、斬新なブランド名は「世界で通用するように」との思いから。狩猟や解体、皮剥ぎなどに使用する刃物から、きのこ採りなどに使われる大小のナイフを製作。刃文が美しく繊細かつ重厚に惹きつける。「《甲伏せ造り》というのが、三代目・義彦が開発した独自の製造法です」。これは日本刀の造りと同じで横からの衝撃にも強い。「鞘(さや)等はホオノキに乾湿漆塗りで耐久性を強くしています。鍛造品とは一番相性が良く、これも日本刀に習った作り方です」。刃の部分だけでなく、柄と鞘までトータルで造っている。


18-2秋友 祥造さん

 「一度使ってくれた方は“切れ味が全然違う”と言って、うちのファンになってくれます。柄もオーダーに合わせてオリジナルで造っています。注文を受けてから製作に3か月はかかりますが、手にして価値をわかっていただければ嬉しいです」

連絡先   レッドオルカ
        香美市土佐山田町植139
        Tel.0887-53-3390

販売場所 http://redorca.p-kit.com/


18-3
作業途中のハンドルが付いた状態。
ここから丁寧に形を整えて仕上げていく。