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家具等の転倒防止対策はしていますか?
阪神・淡路大震災時に、建物の中でけがをした人の約半数(46%)は「家具の転倒、落下が原因だった」という調査結果があります。
南海トラフ地震でも強い揺れが予想されていますので,家の中で命を守るためには,家具の転倒防止対策が重要です。
地震の時,家具はどんな動きをする?
地震の揺れで家具や家電製品は,転倒,落下,移動,収納物の飛び出し等によって周囲に被害をもたらします。
今強い揺れがきたら…あなたの周囲には,倒れそうな家具や家電はありませんか?
それらが自分の上に,家族の上に倒れてきたら,避難経路をふさいでしまったらどうしますか?
そうならないためにも,今からできるのが家具や家電の転倒防止対策です。
部屋の中の家具レイアウトを見直しましょう
いきなり転倒防止グッズを取り付けなくてもできる地震対策として,部屋のレイアウトの見直しがあります。
寝ている間はすぐに動けないので,寝室のレイアウトの見直しは特に重要です。
見直しポイント |
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・寝室に倒れそうな大きな家具を置かない ・家具が寝ている箇所に倒れてこないよう,向きを変える ・家具が倒れたときに出入り口をふさがないよう配置する ・収納家具は,重いものを下に入れ,重心を低くする |
「家具転倒防止器具」を使いましょう
家具のレイアウト見直しで対応できない場合や,そもそも家具を倒したくない場合は,「転倒防止器具」を活用しましょう。
以下は転倒防止器具の一例です。部屋の状況や家具の大きさ等に合わせて,対策を検討しましょう。
「家具の転倒防止器具を取り付けたいけど,自分ではやり方がわからない」「取り付け作業は面倒くさい」…そんな時は,高知市で実施している取付代行支援をご利用ください。
取付代行支援の詳しい内容はこちら → 令和6年度高知市家具等転倒防止対策支援事業の再実施について