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高知市伝統的特産品
高知市伝統的特産品 尾戸焼・能茶山焼,土佐古代塗,宝石珊瑚 (50音順)
現在,高知市では,「尾戸焼・能茶山焼」(陶芸),「土佐古代塗」(漆芸),「宝石珊瑚」(珊瑚工芸)の3品目が「高知県伝統的特産品」として指定されています。これらは,芸術的価値の高いものから日常で使用される生活雑貨に至るものまで,職人から職人へ受け継がれてきた全国に誇りうる特産品です。
■□■尾戸焼・能茶山焼■□■
尾戸焼は,土佐を代表する陶芸です。尾戸焼は土佐藩のお庭焼として始まり,高知城の北,尾戸(現在の小津町)から文政3年(1820年)頃には能茶山に移窯されました。現在でも,尾戸焼・能茶山焼として,茶器などの芸術的価値の高いものから生活雑貨まで幅広く作られています。
【お問合せ先】…●尾戸焼 土居窯≪〒780-8050 高知市鴨部1311-1 Tel:088-844-1095≫
●谷製陶所≪〒780-8050 高知市鴨部1366 Tel:088-844-4743≫
■□■土佐古代塗■□■
明治の初期より伝わり,他県に類を見ない高知独特の漆器である古代塗はザラ地と呼ばれる鮫肌様の地肌に,錆地で盛り上げた文様で加飾を施してあり,その堅牢さとどっしりとしたたたずまいで,長く県民に愛好されている優雅さの中にも気品漂う工芸品です。
【お問合せ先】…●美禄堂≪〒781-0270 高知市長浜706 Tel:088-842-6337≫
■□■宝石珊瑚■□■
文化9年(1812年)室戸沖で漁師が珊瑚を釣り上げたのが日本の珊瑚史の始まりと言われています。それ以降,高知県は珊瑚産出県としての地位を確立。一部は海外にも輸出しています。珊瑚独特の神秘的な色調を持った加工品は,装飾品や美術工芸品から壁画まで幅広い分野に使われています。
【お問合せ先】…●全高知珊瑚協同組合連合会≪〒781-5101 高知市布師田3992-2 Tel:088-846-2333≫
※高知市の伝統的特産品についてはP4及びP5にて紹介されています。
デジタルパンフレット
高知県の伝統的工芸品・伝統的特産品【高知県製造業ポータルサイト(外部リンク)】
土佐の手づくり工芸品
れんけいこうち関連事業「土佐の手づくり工芸品」 にて県内の伝統的な工芸品などを紹介しています。