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トイレトレーラー導入に向けたふるさと納税型クラウドファンディングへの御支援ありがとうございました

 トイレトレーラーの導入に向け実施していたふるさと納税型クラウドファンディングは,令和3年12月6日(月曜日)に終了いたしました。

 コロナ禍で大変な中,多くの皆様から御支援・御協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。皆様から頂いた寄附金は,トイレトレーラー導入のために大切に使わせていただきます。

 トイレトレーラーは、令和4年4月頃に納入される予定となっており,皆様の想いを乗せて,災害時に被災地へと駆けつけます。避難所に安心を届けるために活用していきますので,この度のご支援誠にありがとうございました。

 

寄附金額

7,695,000円(124件)

※クラウドファンディングのサイトに寄せられた寄附と,高知市に直接寄せられた寄附を合わせた金額になります。

寄附募集期間

令和3年10月1日(金曜日)10時から12月6日(月曜日)23時まで

トイレトレーラーの特徴

トイレトレーラーの説明

平成30年度に静岡県富士市に導入されたトイレトレーラー

 

 トイレトレーラーは,災害時を想定して製造された新しいタイプの移動設置型のトイレです。洋式の水洗トイレが4室配置されており,個室の中は広く換気扇と小窓があるため衛生的に使うことができます。

 トイレトレーラーの最大の強みである機動力を生かして,けん引車でどこにでも設置ができます。給水タンク,汚水タンクを備えているため到着後すぐに使用することが可能です。

 屋根には太陽光パネルが配備され,バッテリー電源と照明を確保できるため,夜間でも安心して使用できることから,避難生活が長引いた場合でも電力の心配なく継続して利用できます。

県庁所在地初!災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」に高知市は参画します

 このプロジェクトは,全国の約1,700市区町村が1台ずつトイレトレーラーを常備し,被害の大きい被災地に全国から速やかに集結できるような体制を目指すものです。災害大国ニッポンの強靭化のためにトイレトレーラーを導入し,助けあいのネットワークを広げ災害時のトイレ不足問題を解消していきます。
 もちろん高知市が被災した際には全国からトイレトレーラーを派遣してもらうことも可能となります。

現在の助けあいネットワーク自治体

現在の助けあいネットワーク自治体数は13

これまでの助けあい実績

・2018年7月豪雨
 岡山県倉敷市(富士市が支援)

・2019年台風15号
 千葉県君津市(富士市・西伊豆町・刈谷市が支援)

・2019年台風19号
 長野県長野市(富士市が支援)
 福島県いわき市(西伊豆町が支援)

・2021年8月豪雨
 佐賀県大町町(篠栗町が支援)

 

千葉県君津市への支援の様子

     千葉県君津市への支援の様子

高知市の災害時トイレ対策

 大規模災害時において災害関連死ゼロを目指す中で,避難所の生活環境向上のためのトイレ対策は最重要項目の一つとして位置付けています。
 甚大な被害の発生に対処するためには,自助の取組が必要不可欠であることから,各家庭で3日分以上,できれば7日分の携帯トイレ等の備蓄を行っていただくようお願いしているところです。
 ただし,自宅が被災し,各家庭での備蓄品を活用できないなど,自助の取組を補うものとして,公助としての携帯トイレ簡易トイレの備蓄も進めています。
 また,仮設トイレの供給について民間事業者と協定を締結しており,災害時のトイレ対策の充実を図ってきました。
 そして,避難所での良好な生活環境を確保するために,本年度からマンホールトイレの整備を始めます。この事業により避難所でのトイレ環境は飛躍的に向上すると考えています。
 今回,新たに高知市の災害時トイレ対策として,清潔でプライバシーが確保された水洗トイレを備えたトイレトレーラーを購入し,災害時のトイレ対策の充実に繋げていきます。

高知市でのトイレトレーラー活用方法

〇平時
 高知市で行われるイベント,防災訓練などで積極的に活用します。また,各家庭や事業所における災害用トイレの備蓄等の大切さを啓発する事業にも活用していきます。

〇災害時
 高知市が被災した際には,道路啓開状況,避難所のトイレ環境,避難者数等を考慮して機動的に配置します。他自治体で激甚災害に指定される規模の災害が発生した際には,被災地に駆けつけます。全国のネットワークで助けあっていくことを目指します。