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2歳未満の子どものマスク着用について
【情報提供】2歳未満の子どものマスク着用は気を付けましょう
日本小児科学会・日本小児科学会より,乳幼児のマスク着用の考え方が示されました。
乳幼児は,自ら息苦しさや体調不良を訴えることが難しく,自分でマスクを外すことも困難です。また,正しくマスクを着用することが難しいため,感染の広がりを予防する効果はあまり期待できません。むしろ,次のようなマスクによる危険性が考えられます。
- 乳児の呼吸器の空気の通り道は狭いので,マスクは呼吸をしにくくさせ呼吸や心臓への負担になる
- マスクそのものやおう吐物による窒息のリスクが高まる
- マスクによって熱がこもり熱中症のリスクが高まる
- 顔色や口唇色,表情の変化など,体調異変への気づきが遅れる
特に,2歳未満の子どもではこのような危険性が高まると考えられています。
感染の広がりの予防はマスク着用だけではありせん。保護者とともに3密(密閉・密集・密室)を避け,人との距離(ソーシャル・ディスタンス)を保つことも大切です。
出典:上記PDFファイル https://www.jpa-web.org/dcms_media/other/2saimimann_20200525.pdf (公益社団法人 日本小児科医会)
参考:公益社団法人 日本小児科医会 https://www.jpa-web.org/
公益社団法人 日本小児科学会 https://www.jpeds.or.jp/