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鏡川河畔の「春うらら」探訪(前編)
No.100 鏡川河畔の「春うらら」探訪(前編)
ほぼ週刊鏡川 2014.2.28
2月も最後の日となりました。
高知市上本宮町の鏡川橋西側に,濃い桃色の美しい花が咲いている桜の木がありました。満開となったことで気がついたのですが,こんな立派な桜がここに在ったことを知りませんでした。近所のおばあさんに訊くと「雪割り桜」だとのこと。「雪割り桜」は通称名で,正式名は「椿寒桜」(ツバキカンザクラ)と言います。2月のまだ雪のある頃に咲くことからそのように呼ばれているようです。なんとも風流な呼び名ですね。
「もう一本隣に在ったけんど,切ってしもうて惜しいことよねぇ。」
「そうですね。けんどまぁ,管理の面とかでもいろいろあったがでしょうかねぇ。」
「二本並んで満開になったら,そらぁ綺麗やったぞね!」
「そうでしょうね!」
近づいてみると満開の花びらに,小さな虫たちが大忙しでした。
特に,ミツバチの働き蜂。動きがチョコチョコと早いためカメラの画面からすぐにいなくなります。カメラのモードをスポーツに切り替えて接写!!近くで見ると,これが結構健気で可愛かったです。(動画でお伝えできないのが残念です・・・・)
足下には「菜の花」も可憐に咲き誇っています。(上流域の後編へ続く)