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2014 遊ぼう・学ぼう・味わおう 夏休み!鏡川わくわくツアー(前編)
No.107 2014 遊ぼう・学ぼう・味わおう 夏休み!鏡川わくわくツアー(前編)
ほぼ週刊鏡川 2014..7.29
夏休みの初日!7月19日(土曜日),市内の小学3年生から5年生の親子20組を対象に鏡川自然体験ツアーを実施
しました。
このツアーは,鏡川での川遊びや自然観察を通じて,川に親しむことで,次世代を担う子どもたちに鏡川の豊かさを
実感してもらうと同時に,身近な自然環境への愛着と保全意識を持ってもらうことを目的に,平成24年度から実施して
います。 鏡川の下流域から上流域にバスで移動しながら,それぞれの場所での鏡川の水質調査や水生生物の採集・
観察,川遊びなどを行います。
また,昼食には,地産品ばかりで作ったお弁当や鏡川産のアユの塩焼きと魅力満載のツアーとなっています。
今年は,梅雨明け前で不安定な天候が続いていて,当日は実施できるか心配していましたが,みんなの気持ちが
届いたのか,雲が多いながらも,時折晴れ間も見え,何とか実施することができました。
9時に高知市役所本庁舎玄関前で開会式を行い,いよいよツアーに出発です。
開会式の後,子どもたちは,バスで鏡川の下流域,縄手町トリム公園前の川原に移動です。
トリム公園前の川原に到着すると,子どもたちはライフジャケットを着て,網を片手に一目散に川の中へ!
思い思いの場所で,水生生物を捕まえていました。
楽しそうに親子で水生生物を探していたり,おじいちゃんと参加している子どもさんもいて,そんな光景を見ていると
このツアーを実施してよかったなぁとつくづく感じました。
水生生物を採ったあとは,みんなで観察会です!
今回の先生は,西日本科学技術研究所の方々です。子どもたちは採取した水生生物を取り囲み,一生懸命
水生生物の特徴を観察しながら,先生の話を聞いていました。
その中でも子どもたちが一番興奮したのは・・・・
「きゃあ~何これ~?」,「いやぁ~手を入れられんでぇ~」,「すごい大きいでぇ~」,「怖い~」と
バケツを取り囲み,子どもたちは大興奮!!
みなさん。子どもたちを興奮させた生きものが何かお分かりですか?
その主は。。。「すっぽん」です!西日本科学技術研究所の方がツアーの事前調査の際に鏡川流域の河川で
偶然捕まえたと持ってきてくれました。
「すっぽん」は,何だか体がつるっとして,すごく軟らかそうで,「これぞ。コラーゲン!!」って感じでした。。
子どもたちも「すっぽん」を見たのは,やはり初めてのようで,中には思わず手を出して,触ろうとする子どもも
いました。「すっぽん」が強力なアゴで噛み付くことを知らなかったようです。。あぁ~怖い怖い!
また一つ良い経験となったのではないでしょうか。
子どもたちは,まだまだ「すっぽん」に興味津々でしたが,そろそろ移動の時間が。。。
捕まえた生きもの(すっぽんも)をみんなで川に戻し,次の目的地の鏡川上流域に移動しました。
後半へ続く・・・