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アユの産卵
No.119 アユの産卵
ほぼ週刊鏡川 2014.11.21
【アユの卵】
高知市では,鏡川に天然アユ100万尾遡上を目指し,本年度はアユの遡上調査に続き,アユの産卵場・流下仔魚調査
を実施することになりました。
今回は,11月17日(月曜日)に実施した産卵場調査の速報をお伝えしたいと思います。
調査は,下流域の新月橋から上流側の鏡川堰までの間,全ての瀬を対象に目視で産着卵が確認された位置と範囲を
平面図上に記録していきます。
【調査の様子】
調査の中間報告によると,今年は,例年より産卵場が広範囲に確認でき,アユが無事産卵しているのではないかとの
ことでした!嬉しい!!
【たくさんのアユの卵】
この綺麗な卵!見てください!!何だか宝石みたい!
実は私,アユの卵を初めて見ました。。。
【産卵の様子】
親アユが必死に命を紡ぐ姿は,何だか神秘的です。。。
産卵するため,一生懸命河床の砂利を巻き上げています!
鏡川漁業協同組合によリ,先月10月24日(金曜日)には,「産卵場整備」が行われ,11月16日(日曜日)には,人間
の河床への進入による卵の踏み潰しを防止するため,産卵場の周辺にロープを張り,「産卵場の保護」がされました。
たくさんの方々により,アユを保護する取り組みが進んでいます。本当に感謝です!!
【トリム堰付近の産卵場整備】 【産卵場の保護】
今月末には,仔アユの流下調査を実施予定です。
少しでも多くの親アユが無事産卵してくれ,その卵が無事ふ化し,仔アユがたくさん海にたどり着けることを願うばかり
です。
【親アユ】