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森のこども祭
No.122 森のこども祭
ほぼ週刊鏡川 2014.12.3
会場の木々は赤や黄色に見事に染まっていました
今回は,11月30日(日曜日)に丸の内緑地で実施されました「森のこども祭」について報告します。
高知市の森林面積は17,162haで,高知市の土地面積の56%を占めています。また高知市の中心部を流れる鏡川
流域の森林面積は,高知市全体の森林面積の約90%も占めています。
これらの森林は,森林土壌のろ過により,清浄で豊かな鏡川の流れの源となっているだけでなく,川の流れを通じて鉄
などのミネラルを海に供給し,沿岸域の生態系の維持や生産性の向上に役立っていて,鏡川や浦戸湾,そして土佐湾の
生き物にとって,とても重要な役割を果たしているそうです。
この「森のこども祭」は,未来を担う子どもたちが「森に親しみ,森と友達になる」ことを目的に,森のこども祭実行委員会
により今年初めて実施されました。
ステージコーナーでは,太鼓やブラスバンドの演奏,ダンス等いろいろ行われ,子どもたちはたくさんの観客の前で生き
生きと日頃の練習の成果を披露していました。
【仁淀和太鼓一園想】 【安芸チンドン倶楽部】
保育園児に1歳4ヶ月の女の子まで 会場を一気に笑い渦に巻き込んでくれました
ちびっこパワー全快でした!
ものづくり・体験コーナーでは,たくさんの木に関したコーナーがあり,どこも子どもたちでいっぱいでした。その中から
ほんの少しだけ紹介させていただきます。
【四万十ヒノキ1万ピースの積み木】 【木の手作りおもちゃで遊ぼう】
たくさんの積み木で,子どもたちは コロコロコロコロ子どもたちは大興奮!
ものすごく真剣に遊んでました たくさんのちびっ子で賑わっていました
【木のスプーン作り】 【カントリージオラマミニハウス作り】
スプーンがすべすべになるまで磨くぞ! 小さな木のピースを手にみんな真剣でした!
【ジャンボシャボン玉コーナー】 【昔懐かし竹馬コーナー】
「大きなのができた~」子どもたちは大はしゃぎ! みんな足元に集中。真剣そのものでした!
その他にも森のしくみについて学びながら,スタンプラリーに参加するコーナーや高知のうまいもんが集まったコーナー
など,本当に盛りだくさんのお祭りでした。
高知市はたくさんの自然に囲まれています。この豊かな自然,森や川があることを当たり前だと思わずに,少しでも
大切にしていきたいと感じてもらえると嬉しいです。
ここにくれば,楽しみながら森林の大切さがわかります!木のぬくもりを感じることができます!今回参加できなかった
方は,ぜひ来年行ってみてください。
もうすぐクリスマス!
会場のあちらこちらでクリスマスを感じることができました。