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桜吹雪
No.132 桜吹雪
ほぼ週刊鏡川 2015.4.9
【鏡川トリム広場の桜】
こんにちは。気分新たに新年度を迎えられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ほぼ週間鏡川,新年度最初の更新です。
春爛漫。だんだんと暖かくなって過ごしやすい季節になってきましたが,4月に入って雨ばかりの日々。桜の見ごろを迎えていますが,週間天気予報を見ても,週の半分は傘のマークが申し訳なさそうにぶら下がっています。
そんな中,全国の桜開花情報をお知らせするホームページ「ウェザーニューズさくらch」を眺めていたところ,どうやら今日(4月2日)は桜吹雪が見られるとのこと。この時期にしか見ることのできない今年最後の桜の姿をカメラにおさめるべく,鏡川流域を散策して参りました。
夜からの雨の予報にもかかわらず,外に出るとあいにくの小雨。アメニモマケズ,曇天の中,舞い散る桜吹雪を期待して鏡川トリム広場へ。
桜はちょうど見ごろを迎え,見事に満開でした。今日が晴れていたら,どんなにか綺麗だったでしょう。
しかし,桜吹雪を見たいという思いには負けて,高知市鏡今井の土佐鏡湖公園へ,ちょっと足を伸ばすことにしました。ここでは去る3月29日に,かがみ桜まつりが開催され,多くの人でにぎわったとのこと。時期によっては、たくさんの桜とダイナミックな鏡ダムの放流を同時に楽しむことができます。
さすが鏡ダム。そこにはすばらしい景色が待ち受けていました。
靄がかかって,桜の柔らかで優美な色合いとダムのコンクリートの無骨で無機質な質感がコントラストとなって,とても幻想的で静かな風景でした。春の日本晴れの青と桜の色の鮮やかさはないものの,これはこれで,趣があってよいものです。意外な発見。ダムまで足を伸ばした甲斐がありました。
雨が続くと、どうしても家に閉じこもりがちですが,雨の日だからこその発見もあるというもの。たまには,ダムの湖畔の桜を見ながら,物思いにふけるのも良いかもしれませんね。
ちなみに桜吹雪は見れませんでした…。
ウェザーニューズ さくらchはこちら ⇒ http://weathernews.jp/sakura/