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名所紹介vol.2 桜並木が彩る歴史街道 築屋敷
No.15 名所紹介vol.2 桜並木が彩る歴史街道 築屋敷
ほぼ週刊鏡川 2010年4月6日
ほぼ週刊鏡川と言いながら,ほぼ月刊になったり日刊になったりとむらがありますが, 鏡川エコツアーガイドブック「もいちど散策 鏡川」から,1箇所をピックアップして紹介する不定期連載第2弾。桜の名所「築屋敷」。
月の瀬橋北岸に約700メートルに渡る桜のトンネルがあります。ここは,1704年に町人が自力で堤防を築いて屋敷としたため築屋敷(つきやしき)と呼ばれています。現在も当時の趣を残す石垣があります。
坂本龍馬が剣術の修行をした日根野道場もこの付近にあったとされ,龍馬の生誕地や,海援隊の前身である亀山社中のメンバーであった近藤長次郎邸跡,龍馬にジョン万次郎や異国の話を伝えた絵師河田小龍の塾跡も近くにあります。幼少の龍馬が乙女姉やんに水泳の稽古をつけられたのも鏡川のこの付近と言われています。
そんな歴史街道の桜も今が満開!お昼どきにはお花見や散歩にと多くの人が集まってきます。
ヒヨドリやムクドリなど,身近な野鳥も集まってきます。
桜の花をちぎっては落とすいたずら好きのスズメもいました。
花をくわえ,フラメンコのようでもありますが,よく見ていると,ちぎった花の根元の蜜を吸っているようです。
オフィス街からも近いので,お昼休みにちょっと散歩などいかがですか?もう何日か後に桜吹雪のトンネルを散歩なんてのもいいかも。