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親子で鏡川環境学習会 その2
No.175 親子で鏡川環境学習会 その2
ほぼ週刊鏡川 2017.9.12
お昼を食べた後は,本格的に上流域の水生生物調査です。
下流域で培った採集方法を思う存分発揮。
黙々と採集に取り組んでいます。その集中力はすごい。
下流域では水生昆虫が気持ち悪いと嫌がっていた子どももいましたが,上流域では我先にと頑張って採る姿が見られました。たまに小さい魚やカニ・エビを採った子どもたちから歓喜の声があがり,とてもほほえましく思ったことでした。
みんなのいい笑顔に大人は癒されましたよ。
よく頑張りました!
川で遊んで,生き物に触れ合った後は,イベントの最後,お勉強の時間です。
まずはパックテスト(水質検査キット)を使って鏡川の下流域,上流域の水の汚れを調査します。
手の汚れや温度等で結果が異なってくるので,慎重に行いました。
続いて,上流域の川に住む生き物の観察です。
カジカガエル,カワムツ,サワガニなどなど。
また,水生昆虫の中には,カワゲラ類,ヨコエビ類,ヘビトンボなどのきれいな水に住む昆虫がたくさんいました。
鏡川あるある知識 その5 カジカガエル・・・きれいな河川上流域周辺を生息場とするカエル。 |
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さて,最後の仕上げです。
今日の生物調査のまとめにはいりました。
この中で夏休みの自由研究にした子はいたかな?
大きなケガをする子などもおらず,定時にイベントは無事終了しました。
保護者からは,「とても楽しそうでした」「生き物を捕まえることを喜んでいた」「のびのび生き生きしていました」「目がいつもより輝いていました」などの意見をいただき,主催側としてうれしい限りでした。
きれいな鏡川であるためには,次世代を担う子ども達に鏡川の姿を知ってもらう必要があります。
鏡川の自然的・歴史文化的な価値を広く伝え,親しんでもらうために,来年度もわくわくするようなイベントの開催をめざします。
最後の鏡川あるある知識 その6 平成17年,鏡村,土佐山村と合併をしたことで,ひとつの市域を流れる全国でも珍しい川となった鏡川は,天然アユの遡上も見られる水質の良さに加え,水泳やキャンプのできる上流部からさまざまなイベントが活発に行われる下流部まで,全流域が市民に親しまれている川となっていることが高く評価され,平成20年に「平成の名水百選」に選ばれた「名水鏡川」なのです! 「鏡川」名水百選カードは環境政策課にあります。 |
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