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川の恵みを食する
No.179 川の恵みを食する
ほぼ週刊鏡川 2017.11.6
前回掲載した「川の生きものふれあい会」。このイベントのもう一つの楽しみは・・・
「食」です!
まずは・・・なんといってもアユ。
今回用意したのは80匹のアユです。
口から竹串を刺し,アユが泳いでいるかのように串を打ちます。(踊り串と言うそうです。)
ご協力いただいたのは,アユを知り尽くしている,鏡川漁業協同組合の方です。
プロは違います。手際は良いし,見た目もきれい。
次にたらいに砂を敷き,回りにはアルミホイルをまいて,たらいの縁に沿ってアユを刺します。
踊り串にするのは,見栄えはもちろんですが,アユが落ちてしまわないようにするためだそうです。
焼け具合を見ながらアユをまわしていきます。
美味しいアユの焼き方は「炭で遠隔(弱火)に焼くこと」。
この焼け具合どうですか?!
色もさることながら,なんと言っても少しまぶした塩とアユの香ばしい香り。
皆さんにこの香りをお届けできないのが残念ですが,
一生懸命アユを頬張る子どもたちの写真をパチリ。
大人顔負けに食べ方も豪快です!
じっくり焼いたことで,外皮はパリっとして香ばしく,中は淡白の中に深い味わいをもつふっくらとした身となり,とても美味しいものでしたvvv
実は私の中では,お魚は子どもがあまり好きではないのではと思っていましたが,80匹のアユは即完食でした。
そして,午前中にみんながアミや「ちゃんでっぽう」で採った川魚の天ぷらです!
揚げたての天ぷらはサクサク,中はふわっしていてとても美味しかったです。
とくにエビは絶品。やはり揚げたては格別です。
自分で採った川魚の味は,忘れられないものになったことでしょう。
イベントを通して,子どものはじける笑顔を見るのはとてもうれしいものです。
それは保護者の方も同じではないでしょうか。
今回のイベントのアンケート結果は保護者の方も含めて満足度100%でした!
ご参加いただきました皆さま,そしてご協力くださいました皆さま,本当にありがとうございました。
※アユなどの漁業権があるものは,許可がなければ勝手に採ってはいけません。
詳しくは,鏡川漁業協同組合のホームページをご覧ください。
次回は「川の恵みを食する 番外編」です。
お楽しみに!