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筆山からの眺め
No.54 筆山からの眺め
ほぼ週刊鏡川 2012年02月21日
今回は,鏡川の下流域を一望できる筆山(ひつざん)をご紹介します。
筆山とは,鏡川の右岸(天神橋の南)にある標高118.3mの小さな山で,川面に写る姿をあわせると,筆の先のように見えることからこの名がついたといわれています。
自然林が多く残ることから,鏡川清流保全条例で「自然環境保全区域」の一つに指定されています。
高いところから見下ろすと,鏡川は都市の真ん中を流れる川であることがよくわかります。
視線を北に向けてみると。正面には小さく高知城が。
わかりにくいので拡大してみると・・・
昔,山内のお殿様がお城からみていた鏡川はどんな姿だったのでしょうか。
東向きに見ると,こちらは潮江橋。
こうしてみると,高知市も都会です。
鏡川は高知市にとってオアシスのような存在であることを改めて実感しました。
南側にまわると,浦戸湾が目の前に。
筆山から南嶺にかけてはハイキングコースも整備されており,手軽に自然体験ができます。まだまだ寒い日が続きますが,これから春に向けて,ハイキングに出かけてみてはいかがでしょうか。