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春の鏡川
No.58 春の鏡川
ほぼ週刊鏡川 2012.04.10
4月からこのコーナーを担当することになりました。
高知市に住み始めたばかりなので,新しい視点で鏡川の魅力をお伝えできるようがんばります。
まずはということで,鏡川沿いの天神大橋から築屋敷,そして縄手町の鏡川トリム公園までのコースでサイクリングに行ってきました。
下の写真「天神大橋」は鏡川に最初に架けられた橋だそうです。
『土佐物語』には長宗我部元親が200間余(約365m)の大橋をかけたとの記述があるとか...。
さらに上流へ進んで行くと,桜並木が見えてきます。
ここでは週末にお花見を楽しむ方,家族で休日を過ごす方など,思い思いに充実した時間を過ごしている様子が伺え,鏡川が地域の人々の生活に密着していることを実感しました。
月の瀬橋付近では,ヒドリガモの群れを発見しました。ヒドリガモはユーラシア大陸の亜寒帯から寒帯で繁殖し,日本には冬鳥として渡来する渡り鳥の一種です。川面をペチャペチャ啄ばんだり,首を水中に突っ込んで逆立ちしたり,石の上で休憩している姿がとてもかわいかったです。
下の写真はオス(上)とメス(下)のつがいです。
新月橋に到着です!ゆっくり鏡川散策をして,ここまで約50分間ほどでした。
新月橋からトリム公園にかけても,桜がとってもきれいに咲いていましたが,満開は少し過ぎていて,残念。来年はもう少し早めに訪れたいと思います。
これから鏡川の魅力を精一杯お伝えしますので,よろしくお願いいたします。