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綾織渕
No.86 綾織渕
ほぼ週刊鏡川 2013.08.23
表題の写真は8月21日鏡ダムを上流側から撮った写真です。高知市では7月下旬からまとまった雨が降らず,8月22日時点では貯水率が34.3%で,19日より2次取水制限(上水道45%カット)となっています。トリム公園前も川の水量が少なく,床止が完全に姿を現していました。川に一定量の水が流れないと,河川環境が悪化したり,生態系に大きな影響が出てきますので,1日でも早くまとまった雨が欲しいものです。
鏡川は平日にもかかわらず,あちらこちらで親子連れやこども達が川遊びをしている風景が見られました。
大河内橋奥の綾織渕でも下のように川遊びをしている人達がいました。綾を織るような音が川の中から聞こえてくるというところから名付けられ,ここでは河童が美女に化け,釣に来た人をだまして川に引きずり込んだという伝説もあるそうです。筆者が学生時分の20年程前に賑わっていた大岩(通称:お化け岩)は,看板が立っており,飛び込んでいる人の姿はありませんでした。
河原では所々ペットボトルのゴミなどが捨てられたままの姿が目に付きました。(中には下の状態のままで帰った人達もいます。鏡川の水が下流で取水され,市民の飲み水として利用されていることを知っていればこんなことは決してできないはずなんですが・・・・)鏡川をきれいに保つという意識を一人でも多くのみなさんがもってくれることを切に願うものです。