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オリンピックと鏡川
No.88 オリンピックと鏡川
ほぼ週刊鏡川 2013.09.12
今日も鏡川の上流域では太公望が思いおもいの場所で釣りを楽しんでいました。身の丈の何倍もの長さの釣り竿をみなさん上手に操っています。
さて,日本時間9月8日未明に2020年のオリンピック開催都市が東京に決定しました!!結果が気になり,前日の夜から全然寝付くことのできなかった人も多かったのではないでしょうか。かるぽーとの南の雑喉場橋横にオリンピックに関連のある看板を見つけましたので今回はこれを紹介したいと思います。雑喉場橋の名前の由来は付近に鮮魚の定設市場(雑喉場)があったことからこの名前が付けられたようです。
看板には,ここが天然のプールとして各学校の水泳の練習場所になっていたことや,昭和7年(1932)の第10回オリンピックにて1500m自由型で金メダルを獲得した北村久壽雄選手もこの場所で練習をしていたと書かれていました。北村選手は弱冠14歳10ヶ月でそれまでの記録を40秒近く縮めての金メダル獲得だったようです。名前は知っていましたがここまですごい選手だとは知りませんでした・・・・・・。
下は正月の寒中水泳行事の時の写真です。大勢の観衆の中,褌の男性が橋から飛び込んでいます!
川での水泳はプールとは違って流れや水温の変化があり,大変厳しい環境での練習だったと思います。そのような中で世界一となり偉大な記録を残した北村選手に続くような「おらんくの選手」の活躍を東京オリンピックの場で見たいですね。