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第4回鏡川こども祭(後編)
No.91 第4回鏡川こども祭(後編)
ほぼ週刊鏡川 2013.10.15
第4回鏡川こども祭レポートの後編です。
アユのつかみ取りは12時からの予定でしたが,11時半頃から河川敷は下の状況になり,アユの放流ができずに開始が大幅に遅れるハプニングがありました。(500人以上の子ども達が待機しており会場は人でいっぱいでした!)
会場は3つのゾーン(就学前,小学校低学年,小学校高学年)に分かれており,開始の合図とともに一斉に子ども達が川へ入っていきます。必死に逃げ回るアユを一生懸命捕まえようとする子どもの姿に,お父さんやお母さんから「そこにおる!そこ。そこ。頑張れ!」の暖かい声援が飛んでいました。
こちらは今年新たに出展した鏡川写楽の会の宮崎さんや水田さん達による鏡川水族館&鏡川フォトギャラリーのブースの様子です。水族館では館長の宮崎さんが前日に捕ったイダ,オイカワ,カマツカ等と,中には高知県レッドデータブックに登録されているアユカケやカワアナゴの姿も見られ(おまけにその2種が大きいのなんのって,子どもの頃に見覚えのある大人達がビックリする程の超ビックサイズでした。)残念ながらこの2種を知っている子どもはほとんどいませんでした。
アユカケ
カワアナゴ
ページの都合で全部は紹介できませんが,他にも様々な体験コーナーや鏡・土佐山地域の名産品を販売しているコーナーがあり,どのブースもたくさんの親子連れで賑わいました。(下画像は左上から時計回りに,「竹馬で遊ぶコーナー」,「ジャグリング体験コーナー」,「けん玉で遊ぶコーナー」「マイ箸作りコーナー」「竹とんぼの飛ばし競争」「鏡川版水切り大会」の様子です)。
そして,閉会式では鏡川子ども祭のキャラクターの名前発表があり,しばてん姉弟の姉は「かがみん」,弟は「しばまるくん」と決定しました。そして,名付け親にはキャラクターTシャツがプレゼントされました。
普段見ることのできない子ども達のスペシャルな笑顔や元気溌剌な姿を見て,「準備もろもろ大変だったけど,やってよかったなぁ」と祭に携わった関係者一同思ったのではないでしょうか。また,テレビゲームなどが発達し外で遊ぶ子ども達の姿を見かけることが減った今,「鏡川子ども祭」という活動は,子ども達にとって大変意味のあることだと認識させられた1日でもありました。