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環境学習会を行いました
No.97 環境学習会を行いました
ほぼ週刊鏡川 2014.1.20
鏡川では毎年この時期に川のあちこちで河床などの土砂を掘り取る浚渫(しゅんせつ)工事が行われます。浚渫工事は洪水時の河川流量を確保する治水対策を目的として行われているとのことです。上の画像は縄手町の川原の様子ですが,堤防の高さを越える巨大な砂山が出現していました。工事による生態系へ与えるダメージが少し心配です。
さて,表題に話が戻りますが,環境政策課では1月8日に高知大学教育学部付属小学校4年生128名を対象に,鏡川を含む高知市内の河川のこと,鏡川に生息している魚のことやアユの生態と現状について講師をさせていただきました。
当初は1時間で終わる予定でしたが,生徒達からの質問攻めもあり1時間半でも足りないくらいの大盛況のうち終えることができました。(その中でアユを食べたことがあるかの質問に対し,ほぼ全員の生徒が「ある」と答えたのには驚きました!!やっぱり高知では仁淀川や四万十川等,鏡川以外にもアユの生息する河川が多くあり,都会の子ども達よりは自然との関わりがまだ多いようです。)
今回の学習会で,みんながさらに鏡川に関心を持ち,川を身近な存在に感じてくれたものだと思います。授業中,私語もなく一生懸命メモをとってくれた姿にこちらも嬉しくなりました。今年もこのような機会が多く訪れることを願います。
(月ノ瀬橋付近でハクセキレイを撮りました)