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高知市市民と行政のパートナーシップのまちづくり条例見守り委員会
「市民と行政のパートナーシップのまちづくり条例見守り委員会」(以下「見守り委員会」といいます。)は、平成15年4月に制定された「高知市市民と行政のパートナーシップのまちづくり条例」に基づき設置された市の附属機関で、条例に基づく諸制度が適正に機能しているか見守り、市民と行政のパートナーシップによるまちづくりを推進するために、条例に基づく諸制度に関する事項を調査審議し、市長に意見を述べることができます。
任期は2年で学識経験を有する者、市民活動を行う者、市長が適当と認める者のうち15人以内で組織されています。
これまでの意見報告書・提言書
第1期見守り委員会(平成16年3月4日~平成18年3月3日)
〇見守り委員会の役割、まちづくりファンド、市民活動サポートセンター、コミュニティ計画
・ 前期意見報告書(前期平成16年3月4日~平成17年3月3日)
・ 後期意見報告書(後期平成17年3月4日~平成18年3月3日)
第2期見守り委員会(平成18年3月4日~平成20年3月3日)
〇見守り委員会が提案する広聴・広報
・ 前期意見報告書(前期平成18年3月4日~平成19年3月3日)
・ 後期意見報告書(後期平成19年3月4日~平成20年3月3日)
第3期見守り委員会(平成20年5月1日~平成22年4月30日)
〇まちづくり連携の輪
第4期見守り委員会(平成22年5月1日~平成24年4月30日)
〇被災後に命を守るために~三者(地域・NPO・行政)の役割と関わり方~
第5期見守り委員会(平成24年5月1日~平成26年4月30日)
〇市民・行政の協働に関する「自己点検チェックシート」
第6期見守り委員会(平成26年5月1日~平成28年4月30日)
〇「自己点検チェックシート」の試行結果と今後の活用、コミュニティ施策の今後の在り方
第7期見守り委員会(平成28年5月1日~平成30年4月30日)
〇公益信託高知市まちづくりファンド及びこうちこどもファンドへの提言
第8期見守り委員会(平成30年5月1日~令和2年4月30日)
〇地域コミュニティの活動支援、テーマ型市民活動の支援
第9期見守り委員会(令和2年5月1日~令和4年4月30日)
〇withコロナ・afterコロナのまちづくり活動のシンカ
第10期見守り委員会(令和4年5月1日~令和6年4月30日)
〇いつもともしものまちづくり ~誰一人取り残さないために~
第10期見守り委員会 市長報告会を開催しました!
令和6年5月13日(月曜日)に、第10期見守り委員会による市長報告会が行われました。
第10期見守り委員会では、「いつもともしものまちづくり~誰一人取り残さないために~」をテーマとして、「いつも」(日常)と「もしも」(非日常)のつながりについて議論しました。いつもの生活を送る中でできた関係性がもしもの助け合いにつながること、もしもに備えた活動の中でいつもの支え合いにつながること、この2つの視点から、いつもともしもがつながっていることを確認しました。
提言書の内容を検討する中で、令和6年能登半島地震が発生しました。突如として身近になった「もしも」によって、「いつも」の大切さを改めて認識し、「いつも」を守るための「もしも」の備えがあることから、いつもともしものつながりを再確認しました。このようにお互いに関わりあっているいつもともしもの双方をつなぎ合わせた取組・仕組みの提案に向けて検討を行い、その成果を提言書にまとめました。
提言書には、「学校を開放的なコミュニティプレイスにしましょう」や「姉妹都市ならぬ姉妹“地区”を応援しましょう」などについて提案されており、もしもに影響されない、いつもを継続するためのヒントがたくさん散りばめられています。
提言書 いつもともしものまちづくり~誰一人取り残さないために~(第10期見守り委員会)
【報告会の様子】