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衛生害虫等の駆除について【R6.6.1更新】
高知市では,衛生害虫や不快害虫の駆除を行い,防疫対策を講ずることにより,快適で衛生的なまちづくりを目指しています。駆除の対象としている不快・衛生害虫とはユスリカ・ハエ・ヤスデ等のことです。 血を吸う蚊(ヒトスジシマカ・アカイエカ等)の対策については高知市ホームページ内 生活食品課 「蚊の発生を減らし,感染症から身を守るために」 をご覧ください。
衛生害虫等の駆除作業について
毎年3月から11月まで,丸池町に衛生業務事務所を開設し,市が管理する水路・道路側溝等(477か所)を対象として,薬剤散布等による衛生害虫等の駆除作業を実施しています。
衛生害虫等に関するご相談については,衛生業務事務所までご連絡ください。
衛生害虫等駆除用薬剤の交付について
高知市内の地区衛生組合や町内会が高知市衛生組合連合会から下記の対象薬剤を購入する場合,購入した薬剤と同等の薬剤を同量,高知市からお渡しすることができます(現物支給)。薬剤購入前にお申し込みください。
※個人での申し込みはできません。
●対象薬剤は次の3種類です。
1 ユスリカ・チョウバエ対策→昆虫成長制御剤(発泡錠)<1包2錠入り>
(1) 特徴
昆虫成長制御剤(Igr)の作用によりユスリカの変態を阻害し,成虫の発生を抑える薬剤です。
(2) 使用方法
水の流れが停滞している場所などに,水量100~150リットルあたり1錠を投入します。幅40cmほどの側溝では,2~3m間隔で1~2錠を投入します。
2 ハエ・蚊・ゴキブリ・イエダニ対策→ベルミトール水性乳剤<1本500ml入り>
(1) 特徴
殺虫性が高く,即効性にも優れているだけでなく,人間や動物に対しては安全性が高い薬剤です。
(2) 使用方法
害虫が生息又は発生しやすい場所に,噴霧器やジョウロなどで散布します。
※水で薄めて使用してください。 (希釈は対象害虫によって調整が必要です)
3 ヤスデ・ムカデ・ダンゴムシ対策→シャットアウト粉剤<1袋3kg入り>
(1) 特徴
地面を這って移動する虫に対して効果がある殺虫剤です。薬剤は,散布中に空中へ飛散しにくい性質です。
(2) 使用方法
家の周辺に5~10cm幅の帯状に散布します(10mの長さで約200g使用)。または不快害虫の発生する場所に,1平方メートルあたり20~30gを散布します。
●薬剤に関する使用上の注意
1 使用の際は防護具(手袋・マスク等)を着用し,薬剤に触れないようにしてください。
2 使用後,残った薬剤は元の袋に戻して密閉した後,他の物と区別して保管してください。
3 薬剤を別の容器に移さないでください。(誤飲防止のため)
4 薬剤は,子どもの手の届かない場所に保管してください。
5 余った薬剤を,水路などに廃棄しないでください。
※薬剤の使用方法等についてご不明な点がありましたら,衛生業務事務所までお問合せください。
●薬剤交付の流れ
1 薬剤交付申出書の提出
薬剤交付申出書に必要事項をご記入のうえ,衛生業務事務所へ郵送またはFaxでご送付ください。
※町内会からのお申込みの場合は,町内会関係書類(町内会会則等の町内会活動の内容がわかる資料)を添付してください。
2 薬剤の配達
薬剤交付申出書等が届きましたら,高知市衛生組合連合会での薬剤購入状況を確認します。確認ができましたら,
後日,衛生業務事務所の作業員が担当者様にご連絡のうえ,薬剤をお届けします。
なお,薬剤の受け取り時に受領のサインをいただきます。
【参考】高知市衛生組合連合会から自費購入した薬剤 … 高知市から交付する薬剤とは別に,請求書と一緒に配送されます。
≪お申し込み・お問い合わせ先≫
高知市保健所 生活食品課 衛生業務事務所
住所 〒781-0802 高知市丸池町9-8
Tel 088-883-4256
Fax 088-883-4289
高知市衛生組合連合会について
昭和37年に結成され,災害時の消毒活動支援など,衛生環境改善のために自主的に活動する住民組織です。(令和6年4月1日時点で328組合 32,427世帯が加入)
高知市衛生組合連合会 事務所 住所 高知市丸池町9-8 衛生業務事務所内
Tel 088-861-1063