行政評価について(平成21年度の取組)

　高知市では，本市の行政活動への取組について，達成状況を公開することにより行政の説明責任を果たし，効率的で質の高い行政の実現を図るとともに，職員の意識改革と政策形成能力の向上を図り，市民満足度の高い行政運営を実現することを目的とし，平成21年度より行政評価システムを試行的に導入することとしました。

平成21年度の取組

　平成21年度は，行政評価実施の初年度ということもあり，まずは全庁的に制度の周知を図ることを目的とし，平成20年度に実施した事務事業について各課１事業を選択し合計８５事業についての評価を試行的に実施しました。評価については，事務事業に最も精通している事業所管部署で評価を行い，また，評価結果がより客観的なものとなるよう，庁内で統一した基準を作成して行っています。
　しかし，これらの評価結果は行政内部での自己評価であるため評価が甘くなったり，自己満足に終わってしまう可能性もあります。そこで，評価視点の多角化を図り，さらに客観的な評価とするため，評価を行った事務事業のうち，各部局から１事業を選定し，合計12事業（下表の※印の事業）について外部委員で構成した行政改革推進委員会及び市議会の各常任委員会に評価結果を報告するとともに意見を伺いました。（頂いた意見は評価シートの「８　特記事項」欄に記載しています。）

• 平成21年度　高知市行政評価制度の手引き [PDFファイル／3.17MB]