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高知市職員定数管理計画について
高知市職員定数管理計画
本市では,平成27年度から令和元年度までの本市の職員定数管理の在り方を示す計画として「高知市職員定数管理計画」を平成27年2月に策定し,業務量の増加等に対応するための人員をそのまま職員定数として計上した「想定定数」の段階では条例定数を超過することから,「事務事業見直し」や「組織の簡素化・効率化」,「アウトソーシングの推進」,「多様な任用制度による人材活用」といった手法で職員定数の抑制を図ることにより,市全体としては条例定数2,860人を維持することとし,計画期間終了後においても同様の定数管理を行ってきました。
この間,本市を取り巻く環境は,地方分権への対応や少子高齢化の進展に伴う市民ニーズ・行政需要の多様化・複雑化などにより大きく変化したことに加え,近年は新型コロナウイルス感染症への対応などにより業務量は増加しています。今後は,更なる少子高齢化が進行する中で,人口減少に伴う税収等の自主財源の減収や社会保障分野での行政ニーズの拡大とともに,生産年齢人口の減少を受けて職員数の確保が困難になることも見込まれています。
こうしたことを踏まえ,業務量に応じた適正な職員定数の確保とともに行政運営の一層の効率化を図るため,平成27年計画で示した取組を継続するとともに,AI(人工知能)・RPA(定型的なパソコン操作の自動化)などのデジタル技術活用や,令和3年度に実施した業務量調査に基づくコア・ノンコア業務の担い手の見直しなどの新たな職員定数の抑制手法にも取り組むこととし,令和5年度からの定年延長制度導入による影響も考慮した「高知市職員定数管理計画(計画期間:令和5~9年度)」を策定しました。
高知市職員定数管理計画(令和5年度から9年度まで・令和5年2月策定) [PDFファイル/864KB]