位置情報通知システム

119番通報位置情報通知システム

　消防局では，平成２０年３月１日より携帯電話・IP電話（インターネット網を利用する電話）からの１１９番通報について，通報時に位置情報が自動的に通知されるシステムの運用を開始致しました。
　このシステムの導入により，緊急通報時に発信位置を速やかに把握することが可能になります。特に，住所の特定が難しい携帯電話による通報時などには，緊急車両の出動や到着がより迅速になり，救命率の向上や災害被害の軽減が期待されます。
　「１８４」付加による番号非通知発信の場合，位置情報は通知されません。ただし，人の生命や身体等に差し迫った危険が認められ，緊急に通知情報が必要であると消防局が判断したときには，通知情報を取得することがあります。

　対象となる電話　第３世代と呼ばれる携帯電話（※）及びＩＰ電話・直収電話（０５０で電話番号が始まる電話サービスを除く）が対象となります。
　携帯電話からの通報の場合には，全地球測位システム（ＧＰＳ）機能の有無などで特定できる場所の精度が変わってきます。また，IP電話・直収電話からの通報の場合には，契約者情報（住所，氏名）が通知されます。

位置情報が十分確認できないことがありますので，１１９番通報に際しては，これまでどおり口頭で住所等通報位置や目印となる目標物を伝えるようお願いいたします。

（※）携帯電話について、本システムの対象となる機種やＧＰＳ測位対応機種については、携帯電話各自業者にお問い合わせ下さい。