消防用設備等が未設置の場合（消防法令違反）

改善期間の目安：消防用設備ごとに設定（下表に記載）

1．専門の事業者への相談と見積もりの取得

専門の事業者から，消防用設備等の設置費用の見積もりを取得するとともに設置に要する期間を確認します。

設置費用は事業者ごとに異なりますので，複数の事業者から見積もりを取得することをお勧めします。複数の事業者は以下のページを参考に検索することができます。

「消防用設備等」の点検期間と報告方法について

2．設置計画（設置予定時期）の検討

設置に要する費用と期間の目安がわかったら，設置計画（設置予定時期）を検討します。

設置期間は「該当する消防用設備等の改修期間」に「見積もり取得期間2カ月」を合算したもので設定します。

改修期間内での改修が難しい場合（設置工事に長期間を要する場合など）には，立入検査を実施した担当者までご相談ください。（改修の程度や火災危険性を考慮して改修期間を決定することとなります。）

3．設置工事の実施と報告

改修工事が完了したら管轄の消防署又は立入検査を実施した担当者までご連絡ください。

※消防用設備等の設置に係る「完成検査」を実施する場合は，管轄消防署等への連絡は必要ありません。

消防用設備等が一部未設置等の場合の対応（改修期間）について

消防用設備等が建物全体における一部分に未設置等の場合は「消防用設備等の点検結果における不良箇所の未改修」と同様の期間（概ね2ヵ月以内）で設定します。