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学校給食の役割と目標

学校給食の役割

学校給食は,成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため,栄養バランスのとれた豊かな食事を提供することにより,健康の増進,体位の向上を図ることはもちろんのこと,食に関する指導を効果的に進めるための重要な教材として,給食の時間はもとより各教科や特別活動,総合的な学習の時間等において活用することができます。
特に給食の時間では,準備から後片付けを通して,計画的・継続的に指導を行うことにより,児童生徒に望ましい食習慣と食に関する実践力を身に付けさせることができます。
また,学校給食に地場産物を活用したり,地域の郷土食や行事食を提供することを通じ,地域の文化や伝統に対する理解と関心を深めることもできるなど高い教育効果が期待できます。

(食に関する指導の手引より抜粋)

学校給食の目標

現在の学校給食は,学校給食法(平成21年4月1日)に基づき実施されており,その目標については次のように定められています。

  1. 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
  2. 日常生活における食事について正しい理解を深め,健全な食生活を営むことができる判断力を培い,及び望ましい食習慣を養うこと。
  3. 学校生活を豊かにし,明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
  4. 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め,生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
  5. 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め,勤労を重んずる態度を養うこと。
  6. 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
  7. 食料の生産,流通及び消費について,正しい理解に導くこと。