高知市地震・津波防災教育の手引き

平成25年3月，すべての市立学校に「高知市地震・津波防災教育の手引き」（以下，「手引き」）を配付しました。
将来起こり得る南海地震に備えるには，過去の災害の教訓を大切にするとともに，学校を拠点として，家庭や地域の連携・協働のもと，平時から防災教育に取り組むことが必要です。
また，私たちの暮らしは自然と密接に関わっていることから，高知市が取り組む防災教育は，大自然への「畏敬の念」を持つとともに，わが郷土の歴史や文化について理解を深め，郷土への愛と誇りを持って進めることが重要です。
これらの視点に立ち，この手引きでは，児童生徒の発達段階に応じて，防災に必要な知識，技能及び態度がバランスよく身に付けられるよう，防災学習の展開例を示しました。
今後，各学校ではこの手引きを参考に年間指導計画を策定し，家庭，地域及び関係機関等との連携のもと，実践的な防災教育を展開していくことが望まれます。その際にも，学校の立地や，地域を襲った過去の災害にも視点をあて，教訓から学ぶことを忘れずに取り組む必要があります。

第1章－第3章　概説

第4章　展開例

資料・教材